2012年9月6日木曜日

東京グリーンパレス

今回の用務先は、「アルカディア市ヶ谷」。

もちろん、そこにも宿泊可能ではあるけれども、こういう場合は危険が危ないわけで、少々距離をとるのが肝要でしょう。

他方、割り当てられた職務上、都内の交通が乱れていても遅れずに到着でき、途中で忘れ物を取りに戻ることもできる場所、つまり、徒歩圏内に宿泊することも忘れてはなりません。

というわけで、「東京グリーンパレス」です。実は、リニューアル前の旧・番町グリーンパレス時代に、何度かお世話になったことがあります。

さて、公式のアクセス案内では、「羽田空港-(東京モノレール)-浜松町駅-(JR山の手線)-有楽町駅-有楽町駅(東京メトロ有楽町線)-麹町駅(番町出口5 徒歩1分)」ということになっています。

しかし、この酷暑のときに、羽田空港、浜松町、有楽町と、何度もホームに上り下りする気にはなれません。

そこで、これです。

リムジンバスで豊洲駅に来ました。ここから東京メトロ有楽町線に乗るという作戦です。

麹町駅5番出口を出ると、目の前に日本テレビ。

旧・番町グリーンパレス時代には、「ズームイン朝」のオープニングをこの玄関前で収録しているのを見に来ました。

日テレの後ろ側に見える黒っぽい建物が「東京グリーンパレス」です。

駅の出口には案内が見当たりませんでしたが、日テレの角の電柱に案内が。

ホテル入口ですが、警察のバスが停まっています(左端)。画像には写っていませんが(写せない!)、右側にボックスがあって、警官が立哨しています。

実は、向かい側の敷地の奥にイスラエル大使館があるのです。

おかげで、警備は万全?

カッコいい玄関を入ると、

気合いの入ったマットが。

フロントで、「せっかくだから、眺めのよい部屋を」というと、「もし、少々お待ちいただければ、いい部屋を急いで清掃して御用意いたします」というので、「待つ、待つ、いくらでも待つ!」というわけで、レストランでコーヒーでも飲んで待つことに。

「用意ができ次第、お知らせにまいります」という言葉どおり、ちょうど冷たいカフェラテを飲み終える頃に、フロント氏がカードキーを持って現れました。

13階建のところ、私の料金で泊まれる最高位は11階とのことで、

今回の部屋は、ここです。

ドアを開けると、すぐに部屋。

コート掛けスペースというか、クロゼットというか、そういう軟弱なものはなく、壁にハンガーが掛かっています。

壁に立てかけてあるグレーのは、ズボン・プレッサ。

白と黒の縞模様のやつは、広げると、カバンを載せる台になります。

ツインの部屋ですが、2人で泊まったら、かなり距離が近くなりそう。居場所は、これだけですから。

手前のベッドの足下にある白いのは、空気清浄機。

向こうのベッドの横にある小テーブルと椅子には、キャスターが付いていて、ころころと移動させることができます。パズルのようにして、空間を有効活用するわけです。

ベッドは、十分な幅があります。1人で泊まるには、文句なしです。

壁には薄型テレビがハメ込まれています。

質実剛健な空間の中に、リセッシュ、靴ブラシ、消毒済みスリッパなどなど、必要なものはカンペキに揃っています。

室内から入口側を見ると、こういう感じ。

右の壁の中がバス・トイレです。

質実剛健な空間の中に、見てください、ボトルが6本! シャンプーと、リンスと、ボディ・シャンプーと、洗顔料と、あとは何だっけ? とにかく、必要なものはカンペキに揃っています。

シャワーヘッドには、ストップボタンつき(久しぶりに見ました)。

部屋に戻って、左の戸棚には湯沸かしポット(右側のガラスの下に、お茶セットがある)、中央の扉を開けると、中には空の冷蔵庫(寝るときに、音が気になったのでスイッチを切りました)、右の白っぽいのは金庫でしょう。

必要なものはカンペキに揃っています。もちろん、インターネット設備も。

室内の設備案内図がありました。寸法は、実際とは少々異なるようですが。

さて、窓からの眺めは、こういう感じ。

大したことないような感じもしますが、地図上で見ると、この向き以外では視界が遮られるようです。

いやいや、よ〜く見ると、東京タワーが見えるではありませんか!(右端)

夕方、打ち合わせに出かけて、JR市ヶ谷駅前から、コンビニや飲食店もある道路を歩いて戻ります。

この道路の下を有楽町線が通っているはずですが、透視能力は無いので、見えません。

芸能人がクルマで到着して、ここからスタジオに入っていくシーンを見たことがあるような・・・

テレビ関係者ではない私は、ここから自室に戻ります。

さあ、諸君! 東京の夜明けは近い。

というわけで、朝食です。地下1階のレストランでバイキングです。

地下1階といっても、吹き抜けの中庭に面していて、窓側のカウンター席に座ると、こういう感じです。

上を仰ぐと、こういう感じです。

白い柱で支えられている部分が宿泊棟です。

外から見ると、こういう感じです。階段を下ったところの縦長のガラス窓の中が、レストランです。

朝食も、質実剛健でした。2日連続で朝カレーしてしまいました(それは私がカレー主義者だからであって、カレーを回避しても、朝食バイキングとして標準以上の食べ物があります)。

今日も1日、暑くなりそうです。東京駅周辺のビル群の背後に、モクモクと真夏のような雲。

しかし、なんと、私には、14時まで延長料金ナシで部屋にいられるサービスが付いていました。知らなかった!

フロント氏は、「北海道からお越しのお客様ですので」とか言っていたような気がしましたが、ホントにそういう理由?

いずれにしても、クーラーの効いた室内で、ゆっくり過ごすことができました。

ただし、些細な物音でも気になって眠れない人は、少々考えた方がいいかもしれません。こぎれいに見えても、キーワードは、質実剛健です。ちなみに、私は、ぐっすり眠れました。

部屋の場所を確認しておきましょう。


なお、追加情報です!

館内に、こういうポスターが貼られていました!

この暑さ、オススメどおりにグッと3杯いきたかったですが、2晩とも夕食つきの会議があり、利用できず。

1階エレベータ前で、久しぶりに見た、アイスの自販機。

パク森の市ヶ谷本店には、徒歩15分くらいでしょうか。