2009年12月18日金曜日

全日空ホテル・クレメント高松

私用で高松に来ました。JR高松駅を出ると、目の前に見えるのが全日空ホテル・クレメント高松です。

重厚な感じのエレベータ・ホール。

建物が弓形をしていますので、廊下も湾曲しています。

今回の部屋は、こちら。午前中に、荷物を預かってもらうついでに手続を済ませたので、高層階の海側の部屋にしてもらうことができました。15階です。

フロントのお姉さんに、「エレベータのすぐ前のお部屋ですが、よろしいですか?」と訊かれました。便利でいいと思いますけど。

さて、室内は、こんな感じです。

ツインルームです。

クロゼットとバスルームのドアを開けてみたところです。


そして、大きな窓の外は、海!

市街地も見えます。

真正面に、フェリー乗り場と高松城が見えます。

次々とフェリーが発着します。見ていて飽きません。

さすが、瀬戸内海。忙しく船が行き交います。

しかし、実は、問題は、そこではありません。嗚呼!

ほら!

そうです!

これです! 眼下に、ことでん(高松琴平電鉄)の高松築港駅が!

まるで、鉄道模型のジオラマを見ているようです。

ただ、窓ガラスがすぐに曇るのと、なぜか消灯しても室内やカメラがガラスに映り込むので、なかなかうまく撮れませんでした。

夕闇迫る、高松築港駅。

部屋の位置を確認しておきましょう。

ちなみに、20階のスカイレストランからの眺めも格別です。ただし、朝食は、1階または2階です。


やはり、瀬戸内海は忙しい。

ことでん高松築港駅前から見た、全日空ホテル・クレメント高松でした。

2009年12月4日金曜日

庭のホテル東京

今回の用務先は神田駿河台でしたので、御茶ノ水・神保町・水道橋あたりに宿泊しようと思ったのですが、間近になって探してもらったせいか、なかなか希望のところが取れませんでした。

ここも候補のひとつだったのですが、予約できませんでした。

結局、空いていたのは、ここです。7月に宿泊したばかりですので、さすらいの宿泊者としては避けたかったのですが、やむを得ません。

ただ、ここには、もう一度宿泊したいとも思っていました。

前回は、周辺の建物のスキマからJR中央線の電車が2センチくらい見えました。

しかし、反対側の部屋ならば、中央線快速電車と総武線各駅停車の両方が5センチくらい見えるかもしれないと思ったのです。それを確かめたいというわけです。

フロントのお姉さんが、「以前にも御利用いただいていますね。ありがとうございます」と言ってくれたのを幸い、前回は「あっち」側の部屋だったので、せっかくだから、今回は「こっち」側の部屋にしてくれと、指差して頼みました。

さて、今回は8階です。

見慣れた室内です。さて、窓の外は?

う、見えない・・・。この建物自体の壁がジャマです。

部屋の場所を確認しましょう。

建物はT字型をしており、この部屋は、中央の出っ張った部分の左(南)側にあります。線路があるのは、右(北)側なのです。

フロントで「こっち」と言ったとき、厳密には、「右」ではなくて、「右斜め前」を指していたのですが、この部屋は「右斜め後ろ」に当たります。

もう一度、宿泊しなければダメなのか・・・。

先日の神戸ポートピアホテルと同じように、窓の横がパカっと開きます。

開くと、電車の走行音が聞こえてきます。

朝のロビー。

クリスマスツリーが飾られていました。

チェックアウト後、次回のために、建物を観察して検討しました。

手前の7階建のビルの背後に見えるのが、庭のホテルです。

中央の飛び出ている部分のこちら側の部屋なら、電車が見えるのではないかと思ったわけです。

しかし、庭のホテルの隣にある白いビル、これがジャマで見えないのではないか? 逆に、この白いビルからなら、電車が見えるのではないか?

問題は、この白いビルです。その名は、東急ステイ水道橋。次は、ここ?

2009年11月12日木曜日

神戸ポートピアホテル

関西に行くなら、神戸空港。京都に行くときも、伊丹や関空より便利。

コンパクトな設計の神戸空港。私の利用する国内の主要空港の中で、歩かされる距離が断然少ない神戸空港。ポートライナーに乗れば、三ノ宮まですぐ。

それなのに、愛用の赤い飛行機は、神戸空港から撤退するというのです。その一事をもって、青い飛行機に変えてしまおうかと思うくらいです。

さて、今回の用務先は、三ノ宮から阪急電車で10分ほどのところです。そうであれば、三ノ宮に宿泊するのが順当なのでしょうが、候補に挙がったホテルは、いずれも三ノ宮駅から徒歩数分から十数分。悪天候や夜のことを考えると、ポートライナー直結のポートピアホテルがいいのではないか、と。ポートライナーに乗って、三ノ宮まで10分です。

神戸空港からポートライナーに乗って、数分でホテルが見えてきました。左が私が宿泊する本館、右が南館です。

ポートアイランドのほぼ中央にある市民広場駅のホームから間近に見えます。

駅からは連絡通路がつながっており、雨に濡れずにホテルまで行けます。

連絡通路側の入口で、ホテルの2階です。もちろん、1階に車寄せがあります。

上記の入口から入ると、吹き抜けのホール。

エスカレータで1階に降り、フロントへ。「景色のいい部屋にしてほしいのですが・・・」

フロントのお姉さんが言うには、私の宿泊プランにあてがわれているのは、海側=空港側の部屋。飛行機の発着が見えますというけれども、神戸空港は「コンパクト」であって、発着便数も少ない。2000円プラスで、山側=市街側の、高層階の、改装済みの部屋に変更できます、というのです。

「夜景がきれいなのは、やはり山側ですよね?」「はい。こちらは人気のお部屋でございまして、早くお着きになられましたのでこのように御紹介できますが、もう少ししますと満室になります」

ここまできて、そこまで言われて、2000円をケチる法はないでしょう!

期待ふくらむエレベータホール。

一般フロアの中では最上階の24階。

その、ほぼ中央の部屋です。

ドアを開けると、おお、広い!

ツインルームのシングルユースでした。

さあ、景色は?

カーテンを巻き上げると・・・

おおお!

真正面に三ノ宮の市街地。

左には、港が見えます。

明石海峡大橋も遠望できます。すげー。

落ち着いて、室内を振り返ると、こういう感じです。


バスルームはガラス張り。

窓の横が少し開いて、換気ができます。ポートライナーの走行音も、かすかに聞こえます。

室内を模様替えして、私のポーアイ・オフィスを開設。左に電源ケーブル、右にLANケーブルが伸びているのは御愛嬌。

一仕事済ませて、夕暮れ時になりました。そろそろ、18時からの会議に出かける時刻です。

24階でエレベータに乗ります。

2階でエレベータを降ります。

クリスマスの飾りつけを眺めながら・・・

滝を眺めながら、玄関を出て、ポートライナーの駅に向かいました。

会議は思いのほか長引いて、その後の打合せも長引いて、ホテルに戻ったときには日付が変わっていました。

日付が変わっても、三ノ宮からのポートライナーは走っています。

駅からの通路の半分は、ちょっと高級感のある間接照明。

帰館しました。

しかし、夜景のきれいな側の部屋にアップ・グレードしたのに、この日も翌日もホテルに戻ったのは日付が変わってから。せっかくの夜景も、営業終了していた感じでした・・・。

これは夜明け前、5時半ころの光景です。

1回目の朝食は、30階のスカイラウンジでのバイキングにしてみました。

自室とは反対向きの窓側に座りました。

ポートアイランドの向こうに神戸空港が見えます。

ポートライナーもよく見えます。

神戸空港に向けて直進する路線と、分岐してポートアイランドを循環する路線の両方が見えます。

翌朝は、和食を食べに南館まで延々と歩きました。

ここでも、窓際の席に座ることができました。

和朝食、おかゆにしました。

すぐ横にポートライナーが見えます。

この日は、いい天気でした。



ホテルからは、三ノ宮駅・新神戸駅へ無料シャトルバスが20分ごとに運行されています。

三ノ宮駅まで乗ってみました。

ところで、このところ、電車の見えない部屋が続いていましたが、今回は部屋からも朝食の席からもポートライナーがよく見えました。

高架橋が複雑に交わっているのは、2つの路線の合流点です。

ポートライナーにはポートアイランドを循環する路線があり、このホテルはポートアイランドのほぼ中央にありますので、ポートライナーがホテルの周囲をグルッと巡っていることになります。つまり、左を見てもポートライナー、

右のほうにもポートライナーの駅があり、

さらに、遠くへ走り去るポートライナーが見えます。

ちなみに、三ノ宮駅周辺のホテルには、鉄道の眺望が期待できそうなところがありませんでした。

最後に、部屋の位置を確認しておきましょう。