2010年4月3日土曜日

京都グランドプリンスホテル

急遽、京都に来てくれないかと頼まれました。突然そんなこと言われても、京都はちょうど桜の季節です。そう簡単には宿を確保できません。それでも、そこはN☆旅行部、宝ヶ池に合理的な価格で宿泊を確保してくれました。

京都です。夕食をとりながら、明日の打合せの打合せ。

地下鉄烏丸線の終点、「国際会館」駅で下車。

改札口を出ると、国際会館方面への専用通路が。ホテルの案内には、地下鉄下車徒歩7分と書いてありました。

すぐに外に出るのではないようです。

まだ7分は経っていないと思いますが、通路は結構続きます。

ようやく地上へ。

「あっち」らしいですが、ホテルの建物は、どこ?

ホテル入口の案内を見つけて、敷地内の通路を歩き、ようやくホテルの建物に。

ライトアップされた桜がキレイです。

到着時刻が22時をまわっていたこともあってか、閑散とした感じの車寄せ。

館内も、あまり人影はなく・・・。

エレベータホール。

部屋は8階。最上階です。ロイヤルフロアだそうです。

歴史と伝統を感じるエレベータ。

8階に着きました。

さて、実はこのホテル、丸い建物なのです。中庭があるので、ドーナツ型。

どっちから回ればいいのかというと・・・

私の部屋は830室。一応、右か・・・。

ドーナツ型ですから、廊下もカーブしています。

今夜の部屋はここ。ドアにはノブがありません。キーを挿して押し開けます。

一歩入ると、飾り棚に折り紙の鶴。

右前方の明るい空間は・・・

洗面スペースとバス・トイレ。

2つ前の画像の正面のドアを開けると・・・

こういう部屋でした。

ベッド側から見ると、こういう感じです。ツインルームのシングルユースです。

窓の外は暗くてよく分かりませんでした。今夜はもう、おやすみなさい。

・・・で、朝。窓の外を見ると、

たしかに、予約の控えに「眺望: 山」と書いてありました・・・。

それでも、右斜め方向を見ると、

遠くの山も見えます。そして、よ〜く目を凝らすと、

分かりますか? 鞍馬へ行く叡山電車が走っていきます!

さて、朝食に行きましょう。

ドーナツ型の内側。

朝食バイキングは1階のレストランですが、開店から10分で満席に。

あふれた人は、地下の第2会場に送り込まれます。第2会場のほうが30分早く開いているのですが、込んでいないのでしょうか? 行ってみなかったので、分かりません。やはり、景色の見える1階のほうが人気があるのでしょうか。

さて、朝食会場のレストランですが、私と、団体添乗員(名札をしていた)の他は、全員外国人だったのではないかと思われます。それも、英米ふうのガイジンは少なく、ドイツ語がちらほら聞こえてきますし、ラテン系の人たちも見かけます。日本人のように見えても、話している言葉は日本語ではありません。とにかく、外国人の観光客(それも、団体かグループ)に埋め尽くされていました。この前の汐留タワーの洋食バイキングが、スーツを着た外国人ビジネスマンでいっぱいだったのと好対照です。

京都の朝は、京都新聞。希望は訊かれなかったので、これが基本なのでしょう。

部屋の場所を確認しておきましょう。時計で言うと、12時のところがエレベータ、私の部屋は5時くらい。

さて、この日の夜、驚愕の「ホテルに帰れない」事件が発生しました。

22時半過ぎに地下鉄を降り立つと、国際会館・ホテル方面への出口4−2の表示板が消灯し、通路にはシャッターが下りているではありませんか!

しかたないので、開いている出口4−1へ向かいます。

「行けません」って、出口4−2は封鎖されていて行けません!

案内図を見ると、こういう位置関係です。出口4−1から地上に出て、出口4−2のほうへ行くことを考えます。

しかし、出口4−1から4−2方向への道は、容易には分かりませんでした。国際会館の建物が見えるので、進むべき方角は分かるのですが、その方向へ行ける道がありません。遊歩道がつながっているのかもしれませんが、夜の公園をさまようのは避けたいところです。

遠回りですが、広い道路に出ることにします。上掲の案内図で、出口4−1から3を経て2に続くクリーム色部分が、バスターミナルです。しかし、既に終バスも出たらしく、バスも人影もなく、閑散としています。

出口2の前まで来ました。上掲の案内図でいうと、出口4−1から出口2のところまで行って一般道路に出て、ほぼUターンする形で、出口4−2を目指すわけです・・・。

人影も通行車両も、ほとんどなし。

照明は比較的明るいですが、道の片側は駐車場、反対側は森。コンビニなんか、ありません。

ようやく、出口4−2の前まで来ました。昨日は、ここから出てきました。

出口4−2を出ると、左側の屋根つきの歩行者専用橋を渡ります。川沿いに咲く桜が見えます。

ホテルへの通路の入口に到達。

この通路が、それなりに長いのです。

無事帰館。中庭の桜がライトアップされて、きれいです。

部屋に帰り着きました。

さて、翌朝の食事のあと、8階エレベータ・ホール前の「ロイヤル・サロン」のドアが開いていたので、覗いてみました。


客室を改装して、談話室のようにしているみたいです。

読書スペース?

会議もできる?

1階にある、お土産売店。いかにも京都土産、というものが揃っています。

それでは、さようなら。

ちなみに、上掲の案内図では近そうに見える宝ヶ池ですが、ルートをよく確認して行かないと、不安と試行錯誤が待っています。パンフレットの地図はデフォルメされすぎており、現地の案内表示は皆無に近いのです。