関西に行くなら、神戸空港。京都に行くときも、伊丹や関空より便利。
コンパクトな設計の神戸空港。私の利用する国内の主要空港の中で、歩かされる距離が断然少ない神戸空港。ポートライナーに乗れば、三ノ宮まですぐ。
それなのに、愛用の赤い飛行機は、神戸空港から撤退するというのです。その一事をもって、青い飛行機に変えてしまおうかと思うくらいです。
さて、今回の用務先は、三ノ宮から阪急電車で10分ほどのところです。そうであれば、三ノ宮に宿泊するのが順当なのでしょうが、候補に挙がったホテルは、いずれも三ノ宮駅から徒歩数分から十数分。悪天候や夜のことを考えると、ポートライナー直結のポートピアホテルがいいのではないか、と。ポートライナーに乗って、三ノ宮まで10分です。
神戸空港からポートライナーに乗って、数分でホテルが見えてきました。左が私が宿泊する本館、右が南館です。
ポートアイランドのほぼ中央にある市民広場駅のホームから間近に見えます。
駅からは連絡通路がつながっており、雨に濡れずにホテルまで行けます。
連絡通路側の入口で、ホテルの2階です。もちろん、1階に車寄せがあります。
上記の入口から入ると、吹き抜けのホール。
エスカレータで1階に降り、フロントへ。「景色のいい部屋にしてほしいのですが・・・」
フロントのお姉さんが言うには、私の宿泊プランにあてがわれているのは、海側=空港側の部屋。飛行機の発着が見えますというけれども、神戸空港は「コンパクト」であって、発着便数も少ない。2000円プラスで、山側=市街側の、高層階の、改装済みの部屋に変更できます、というのです。
「夜景がきれいなのは、やはり山側ですよね?」「はい。こちらは人気のお部屋でございまして、早くお着きになられましたのでこのように御紹介できますが、もう少ししますと満室になります」
ここまできて、そこまで言われて、2000円をケチる法はないでしょう!
期待ふくらむエレベータホール。
一般フロアの中では最上階の24階。
その、ほぼ中央の部屋です。
ドアを開けると、おお、広い!
ツインルームのシングルユースでした。
さあ、景色は?
カーテンを巻き上げると・・・
おおお!
真正面に三ノ宮の市街地。
左には、港が見えます。
明石海峡大橋も遠望できます。すげー。
落ち着いて、室内を振り返ると、こういう感じです。
バスルームはガラス張り。
窓の横が少し開いて、換気ができます。ポートライナーの走行音も、かすかに聞こえます。
室内を模様替えして、私のポーアイ・オフィスを開設。左に電源ケーブル、右にLANケーブルが伸びているのは御愛嬌。
一仕事済ませて、夕暮れ時になりました。そろそろ、18時からの会議に出かける時刻です。
24階でエレベータに乗ります。
2階でエレベータを降ります。
クリスマスの飾りつけを眺めながら・・・
滝を眺めながら、玄関を出て、ポートライナーの駅に向かいました。
会議は思いのほか長引いて、その後の打合せも長引いて、ホテルに戻ったときには日付が変わっていました。
日付が変わっても、三ノ宮からのポートライナーは走っています。
駅からの通路の半分は、ちょっと高級感のある間接照明。
帰館しました。
しかし、夜景のきれいな側の部屋にアップ・グレードしたのに、この日も翌日もホテルに戻ったのは日付が変わってから。せっかくの夜景も、営業終了していた感じでした・・・。
これは夜明け前、5時半ころの光景です。
1回目の朝食は、30階のスカイラウンジでのバイキングにしてみました。
自室とは反対向きの窓側に座りました。
ポートアイランドの向こうに神戸空港が見えます。
ポートライナーもよく見えます。
神戸空港に向けて直進する路線と、分岐してポートアイランドを循環する路線の両方が見えます。
翌朝は、和食を食べに南館まで延々と歩きました。
ここでも、窓際の席に座ることができました。
和朝食、おかゆにしました。
すぐ横にポートライナーが見えます。
この日は、いい天気でした。
ホテルからは、三ノ宮駅・新神戸駅へ無料シャトルバスが20分ごとに運行されています。
三ノ宮駅まで乗ってみました。
ところで、このところ、電車の見えない部屋が続いていましたが、今回は部屋からも朝食の席からもポートライナーがよく見えました。
高架橋が複雑に交わっているのは、2つの路線の合流点です。
ポートライナーにはポートアイランドを循環する路線があり、このホテルはポートアイランドのほぼ中央にありますので、ポートライナーがホテルの周囲をグルッと巡っていることになります。つまり、左を見てもポートライナー、
右のほうにもポートライナーの駅があり、
さらに、遠くへ走り去るポートライナーが見えます。
ちなみに、三ノ宮駅周辺のホテルには、鉄道の眺望が期待できそうなところがありませんでした。
最後に、部屋の位置を確認しておきましょう。
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