2010年10月7日木曜日

ホテルニューオータニ(東京)

羽田空港からのリムジンバスが緑の木立を抜けて、着いたところは・・・

ここです。

業界で最大の全国会議が、今年は四ッ谷で開催されることになりました。連日朝からの会議に備えて、徒歩圏内に陣取ろうと、ホテルニューオータニを選びました。

といっても、私が泊まるのは、リムジンバスが到着した、この本館(ザ・メイン)ではなくて・・・

こちら、ガーデンタワーです。

しかし、周囲からもよく見えて、特徴的な形をしたこの建物のほうが、私にとっては、ニューオータニとして印象に残っていました。

ところで、羽田空港から赤坂方面ホテル行きのリムジンバスは、現行ダイヤでは1日1本だけで、ニューオータニ着が12:35となっています。この日も12:30着でした。

バスを降りて本館の玄関を入ると、「○○君お別れの会」に参列する黒服の人で埋め尽くされていました。しばらくウロウロして、ようやくロビーは1フロア上だということが分かり、エスカレータへ。

チェックインにはまだ早い時刻ですが、「リムジンが、こういう時刻に到着するように運行されているんだからね」と顔に書いて、フロントに臨みます。

「大丈夫です。既に用意のできているお部屋に御案内いたします」と、フロント氏。眺めの良い部屋にしてくれるように要望したところ、「高層階の、36階のお部屋を御用意しております」と、フロント氏。湾曲したガーデンタワーの形状から、どっち側と指定することも困難に思えて、それ以上は追究せずに、案内係のお姉さんの後に従うことにしました。

さて、ホテルニューオータニには、本館(ザ・メイン)、ガーデンタワー、ガーデンコートの3本のビルがあり、もちろん、すべて渡り廊下でつながっているものの、敷地は広大です。案内係のお姉さんと話しながら延々歩いているうちに、自分がどこにいるのか分からなくなりました。

この通路の向こう端まで歩いても、それは、本館(ザ・メイン)のフロントからガーデンタワーまでの距離の3分の1程度に過ぎないのです。

しかも、用意された部屋はガーデンタワーの36階ですが、キーに書かれた部屋番号は5604。この種の建物では、部屋番号の最初の1桁ないし2桁が階数を表すのが一般的ですが、ここは、それでは番号が重複してしまうので、付番のしくみが通常とは異なります。エレベータ内で、部屋に戻れなくなっている人を見かけました・・・。

ガーデンタワーのエレベータ・ホール。やはり、三角形。妙に納得。左は低層階行き、正面が高層階行きのエレベータ。

40階建ての36階。エレベータを降りると、廊下が3方向に伸びています。

これからしばらく過ごす部屋は、ここです。

さあ、どんな感じでしょう?

ダブルルームのシングルユースです。ちなみに、マジでダブルなので、大の字になって寝ても、手がベッドの両端に届きませんでした。

窓辺にも大きな机があります。

机の上(画面の手前寄り)に置いてあるのが、部屋の鍵です。カードキーではなくて、シリンダ錠です。外出時は、フロントに預けても預けなくてもOK。

バスルームを覗いてみましょう。

バスタブの横の壁に描かれている画が、鏡に映っているのが分かるでしょうか。

クロゼットの中も検証。

引き出しを開けると、♪酒の小瓶さぁ〜(もちろん、外した指輪などはない)

さてさて、それより問題は、窓からの眺めですよ!

おお〜。ガーデンタワーの湾曲している形がよく分かります。すぐ向かいのギザギザしたビルが、赤プリ新館。その左下に見えるのが旧館です。

グランドプリンスホテル赤坂の旧館。

遠くに目を転じると、スカイツリーと、丸の内・大手町のビル群。緑が茂っているところは、皇居でしょう。

グッと左側を見ると、池袋のサンシャイン60までが見えます。

さて、夕方の打ち合わせまで時間がありますので、広いホテル内を探見してみましょう。

左がガーデンタワー、右がガーデンコートの建物です。ガーデンコートの下の丸いガラス張り部分はどうなっているかというと、

中から見ると、こういう感じです。下の円いところは、階段状になった座席です。

ガーデンコートから、日本庭園に出てみましょう。

ガーデンコートから、ガーデンタワーの脇を抜けて、本館(ザ・メイン)の前まで続いています。




滝もあります。

さて、地下鉄に乗って打ち合わせに行くために、ガーデンコートの玄関から表に出ました。

弁慶堀を弁慶橋で渡って首都高の高架橋をくぐると、東京メトロの赤坂見附駅&永田町駅です。堀の水面に映り込んでいるのが、ガーデンコートです。

永田町駅からは半蔵門線、有楽町線、南北線、赤坂見附駅からは銀座線と丸ノ内線。

両駅は接続しており、あれだけバラバラな場所にあっても大手町駅が1駅と扱われることを思えば、なぜ2駅に分けられているのか不思議です。

とにかく、交通の要衝です。

手前が永田町駅7番出口。画像の奥の横断歩道を渡ったところが、赤坂見附駅への地下通路の入口。

神保町での打ち合わせを終え、半蔵門線で帰ってきました。

部屋からの夜景。赤プリの客室に、たくさん明かりが点いています。その左遠方に明るく輝いているのは、東京駅八重洲口のサピアタワー、グラントウキョウ・ノースタワーとサウスタワーでしょう。

では、おやすみなさい。

東京の曙に、スカイツリー。

諸君、東京の夜明けは近い!

朝日が街を照らす。

おはよう、スカイツリー。

よく見ると、皇居の手前に国立劇場と最高裁のカケラが見えます。

武道館の屋根、わかりますか?

さて、朝食場所は、ガーデンタワーと本館(ザ・メイン)に合わせて4カ所が用意されています。

1日目は、ガーデンタワーのロビィ階にある「なだ万」で和定食。

「ロビィ階」というのは、3つの建物を連絡する通路のあるフロアですが、3つの建物の立地の高低差の関係で、本館(ザ・メイン)では2階、ガーデンタワーとガーデンコートでは6階に相当します。だから、「ロビィ階」というのでしょうけれども。

「なだ万」の和定食、コーヒーは別途300円(税サ別)です。

しかし、「なだ万」ともあろうものが、うそんこミルクかよ。ガッカリ。

2日目は、ガーデンタワー40階のレストランで、バイキング。

開店前に行って並んだので、窓側に座ることができましたが、開店後30分ほど、店内中央に順番待ちの列ができていました。食事をしているすぐ脇に、飢えた人たちが「早く食わせろ〜」という表情で並んでいるわけで、あまり居心地がよくありません。なぜ、入口通路方向に列を作るようにさせないのか、不明です。しかも、バイキングの食べ物の並べ方が不合理で、無用の渋滞をまねいていました。

並んでいる人と目が合わないように、窓の外を注視。赤坂御用地の迎賓館がよく見えます。その向こうは、新宿の高層ビル群ですが、低い雲がかかっています。

手前に視線を戻すと、東京メトロ丸ノ内線の四ッ谷駅が見えます。

丸ノ内線の電車が発車します。丸ノ内線は、要所要所で地上に出る路線です。

少し遠くに、JR中央線(総武線各駅停車)の信濃町駅が見えます。

3日目は、本館(ザ・メイン)ロビィ階のレストランに来ました。バイキングです。4カ所のうち、ここだけは6時から開いています(他は7時から)。早く出かける都合があったので。

もう1つの朝食場所は、本館(ザ・メイン)とガーデンタワーを結ぶ通路の脇にあるガーデンラウンジです。

窓の下には、日本庭園が見えるはずです。

本館(ザ・メイン)には、高級な店が沢山ありますが、朝から出かけて夜に帰ってくる生活をしていると、まるで無関係。

ただし、小さな雑貨売り場は朝から開いており、出かける前にフリスクを買うことはできました。

もちろん、部屋にはLAN回線があります。24時間1260円です。

もちろん、部屋には冷蔵庫があります。定期的に、うなり音を発生します。ホテルの冷蔵庫が唸るなんて、かなり久しぶりです。夜、寝ようとすると、唸ります。

もちろん、宅配便の発送ができます。宅配便業者が受け付けます。ただし、発送受付は朝8時から深夜1時までです。それ以外の時間帯は、ベルキャプテンが取り次いでくれますが、着払いのみです(送料の収受は行わないということ)。

最終日は、埼玉県で開かれる会議に行くため、出発時刻が早く、8時では間に合いません。ベルキャプテンに頼むと、キャリーカートに被せるビニールカバーが600円(特段の高級品ではありませんでしたが)、業者の手数料が400円。合計1000円は、その場で現金で請求されました。

部屋の位置を確認しておきましょう。

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