2009年9月10日木曜日

新・都ホテル(京都)

京都です。

今回は、八条口の新・都ホテルにしました。左前方の白い建物です。

用務先の関係で京都駅近くに泊まることにしたのですが、京都駅周辺のホテルの中でまだ利用したことがなかったのが、ここでした。

正直なところ、八条口だし、地下鉄から遠いし、あまり魅力を感じなくて、今までは避けていたのです。

フロントのお姉さんに、「新幹線が見える側の部屋はありますか?」と訊いてみました。彼女は軽く「はい」と答えて、端末を叩いています。そして、とくに付言することもなく、本館3階の部屋のカードキーをくれました。3階というのは、やや意外な感じです。ポーターが出払っていたので、1人で客室に向かいました。

そして、これが最後の1枚になりました・・・。

ここ5年ほど、どこへ行くときも、何があるときも、常に行動をともにしていた愛機でした。何千いや何万枚も撮影してきた相棒でした。撮影するときは、ストラップを手か指に掛けるようにしていたのに、いつものその手順を軽んじたとき、彼は手から滑り落ちました。すまないことをしました。

片腕を失った思いの今回、これ以降は、携帯電話の内蔵カメラでの撮影です。

さて、瀕死の彼を片手に室内へ。

窓の外には・・・

ああ、ひどい! 目の前を新幹線が! 

しかし、瀕死の彼は、この光景を一瞬だけディスプレイに映し出すのが精一杯で、2度とシャッターを切ることはできませんでした。


窓辺に立つと、目線の高さを新幹線が走り抜けていきます。それが、3階の高さだったのです。

振り返って室内を見ると、こんな感じです。ツイン室のシングル利用です。

部屋の場所を確認しておきましょう。エレベータから比較的近い所でした。

エレベータの脇の廊下に自販機があり、便利です。

さて、夜が明けても、もちろん、窓の外には新幹線が走っています。

ただし、見えるのは新幹線だけで、在来線や近鉄線は新幹線の高架橋に隠れて見えません。

窓が半分ほど開きます。窓を開けると、新幹線の走行音が聞こえてきます。

目の前で新幹線がすれ違います。

ここは、これまでに宿泊した部屋の中で、最も新幹線に近い部屋ではないかと思います。

ただ、高架橋の側壁との関係で、もう1つ上の4階のほうがよく見えるのではないかという気もします。

さて、この部屋には、2つ難点がありました。

第1に、正面玄関へのアプローチの真上にあることです。上の画像で、先頭のタクシーの真上の窓が、今回の333号室です。窓辺に仁王立ちになって新幹線を見ていると、ホテルに来る人から丸見えではないかという気がします。

第2に、京都のホテルは東京に比べて客室のインターネット環境の整備が遅れていましたが、「本館714室のうち、320室にインターネット接続可能なお部屋をご用意しております」と案内されているところ、この部屋は394室のほうだったようです。

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