

さて、ホテルの部屋でプレゼンの最終準備をしようと思うのですが、薄暗い部屋に閉じこもるのはイヤです。そこで、チェックイン時に、フロントのお姉さんに頼みました。
「なるべく見晴らしのよい部屋にしてほしいのですが・・・」
彼女は、フロアの平面図を示しながら、丁寧に選択肢を説明してくれました。
「こちら側の客室は、視界は開けておりますが、駅のホーム側ですので、音が気になるお客様にはお奨めいたしません。反対側のお部屋は、音の心配はございませんが、狭い道路を挟んですぐ向かいがビルになってしまいます」
もしかすると、このとき、私の中で、悪魔が天使の背後から不意打ちを食らわしたのかもしれません。
「音は気になりません。ビルの壁を眺めて暮らすのは耐えられないから、こちら側にしてください」
渡されたキーは5階。客室は5〜9階なので、最下階。パック(フリープラン)は、そんなものでしょう。






しかし、最大の問題は・・・

室内には、「かすかに」というよりはややハッキリと、駅の構内放送が聞こえています。窓辺に駆け寄れば、そこには!










以前、このホテルに隣接した駅ビルの飲食店に入ったことがあり、ホテルの客室から電車は見えないだろうと思っていました。たとえ客室から駅が見えても、ホームの屋根で遮られて電車は見えないと考えていました。
このような恐るべき企てを用意しているホテルだったとは、つゆ知らず・・・。
客室から見えていた首都高の高架橋からホテルを見ると・・・

こうしてみると、5階という高さも絶妙だったのでしょう。高い階では、電車の屋根しか見えなかったかもしれません。
ただし、今回の滞在中に、ホームと電車を覆う上屋の延長工事が進捗していました。また訪れる機会があったとしても、景色は異なるかもしれません。

なお、朝食(バイキング)は、3階の、駅前広場が見える側でした。
最後に、今回の部屋の位置を確認しておきましょう。

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