2009年6月4日木曜日

横浜エクセルホテル東急

2日間にわたる全国会合があり、そのメインの会議でプレゼンするため、横浜へ。移動の利便を考えて、横浜駅至近のホテルを選びました。博覧会で混み合っているようでしたが、そこは、いつものN☆旅行部が手を尽くしてくれました。

横浜駅西口。

ホテルは横浜駅に隣接しています。地上部ではつながっていないようですが、地下経由ならば駅構内から雨に濡れずに行けます。ちなみに、ホテルの地下には東急ストア。

さて、ホテルの部屋でプレゼンの最終準備をしようと思うのですが、薄暗い部屋に閉じこもるのはイヤです。そこで、チェックイン時に、フロントのお姉さんに頼みました。

「なるべく見晴らしのよい部屋にしてほしいのですが・・・」

彼女は、フロアの平面図を示しながら、丁寧に選択肢を説明してくれました。

「こちら側の客室は、視界は開けておりますが、駅のホーム側ですので、音が気になるお客様にはお奨めいたしません。反対側のお部屋は、音の心配はございませんが、狭い道路を挟んですぐ向かいがビルになってしまいます」

もしかすると、このとき、私の中で、悪魔が天使の背後から不意打ちを食らわしたのかもしれません。

「音は気になりません。ビルの壁を眺めて暮らすのは耐えられないから、こちら側にしてください」

渡されたキーは5階。客室は5〜9階なので、最下階。パック(フリープラン)は、そんなものでしょう。

エレベータを降ります。キレイに改装・清掃されていますが、エレベータは歴史と伝統を感じる形式です。

ここが分かれ道。右へ行けば、眺望。左へ行けば、静粛。

眺望を選んだ私の3泊4日の住まいは576号室。カードではなく、シリンダー式の鍵をガチャと開けます。

ツインルームをシングルで提供してくれました。とはいっても、近年の広めのベッドの入ったゆったりしたシングルルームに比べれば、さして広くはありません。

廊下側を振り返ると、左のドアがクロゼット、右にバス・トイレ。

不満はありませんが、一昔前な感じはします。

しかし、最大の問題は・・・

嗚呼、ひどい! なんてことだ! これほどまでにヒドイ部屋に、近年泊まったことがあっただろうか?(いや、ない!)

室内には、「かすかに」というよりはややハッキリと、駅の構内放送が聞こえています。窓辺に駆け寄れば、そこには!

眼下に、成田エクスプレス! しかも! マズいことに、窓が開くのです! 

防音のためか、二重窓になっていますが、外側窓も全開はしないものの、これだけ開きます。これで、もう、室内は、「駅構内とシームレスに一体化」です。ああ・・・

京急も見えます。ドレミファ電車の音も、しっかり聞こえます。

ああ、横浜駅。電車は、いろいろ。早朝から深夜まで・・・。






プレゼンの準備? そんなの・・・。

以前、このホテルに隣接した駅ビルの飲食店に入ったことがあり、ホテルの客室から電車は見えないだろうと思っていました。たとえ客室から駅が見えても、ホームの屋根で遮られて電車は見えないと考えていました。

このような恐るべき企てを用意しているホテルだったとは、つゆ知らず・・・。

客室から見えていた首都高の高架橋からホテルを見ると・・・

右端のコゲ茶色の建物にいたわけです。なるほど、これは、よく見える位置です。

こうしてみると、5階という高さも絶妙だったのでしょう。高い階では、電車の屋根しか見えなかったかもしれません。

ただし、今回の滞在中に、ホームと電車を覆う上屋の延長工事が進捗していました。また訪れる機会があったとしても、景色は異なるかもしれません。


なお、朝食(バイキング)は、3階の、駅前広場が見える側でした。

最後に、今回の部屋の位置を確認しておきましょう。

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