今回の用務先は、「アルカディア市ヶ谷」。
もちろん、そこにも宿泊可能ではあるけれども、こういう場合は危険が危ないわけで、少々距離をとるのが肝要でしょう。
他方、割り当てられた職務上、都内の交通が乱れていても遅れずに到着でき、途中で忘れ物を取りに戻ることもできる場所、つまり、徒歩圏内に宿泊することも忘れてはなりません。
というわけで、「東京グリーンパレス」です。実は、リニューアル前の旧・番町グリーンパレス時代に、何度かお世話になったことがあります。
さて、公式のアクセス案内では、「羽田空港-(東京モノレール)-浜松町駅-(JR山の手線)-有楽町駅-有楽町駅(東京メトロ有楽町線)-麹町駅(番町出口5 徒歩1分)」ということになっています。
しかし、この酷暑のときに、羽田空港、浜松町、有楽町と、何度もホームに上り下りする気にはなれません。
そこで、これです。
リムジンバスで豊洲駅に来ました。ここから東京メトロ有楽町線に乗るという作戦です。
麹町駅5番出口を出ると、目の前に日本テレビ。
旧・番町グリーンパレス時代には、「ズームイン朝」のオープニングをこの玄関前で収録しているのを見に来ました。
日テレの後ろ側に見える黒っぽい建物が「東京グリーンパレス」です。
駅の出口には案内が見当たりませんでしたが、日テレの角の電柱に案内が。
ホテル入口ですが、警察のバスが停まっています(左端)。画像には写っていませんが(写せない!)、右側にボックスがあって、警官が立哨しています。
実は、向かい側の敷地の奥にイスラエル大使館があるのです。
おかげで、警備は万全?
カッコいい玄関を入ると、
気合いの入ったマットが。
フロントで、「せっかくだから、眺めのよい部屋を」というと、「もし、少々お待ちいただければ、いい部屋を急いで清掃して御用意いたします」というので、「待つ、待つ、いくらでも待つ!」というわけで、レストランでコーヒーでも飲んで待つことに。
「用意ができ次第、お知らせにまいります」という言葉どおり、ちょうど冷たいカフェラテを飲み終える頃に、フロント氏がカードキーを持って現れました。
13階建のところ、私の料金で泊まれる最高位は11階とのことで、
今回の部屋は、ここです。
ドアを開けると、すぐに部屋。
コート掛けスペースというか、クロゼットというか、そういう軟弱なものはなく、壁にハンガーが掛かっています。
壁に立てかけてあるグレーのは、ズボン・プレッサ。
白と黒の縞模様のやつは、広げると、カバンを載せる台になります。
ツインの部屋ですが、2人で泊まったら、かなり距離が近くなりそう。居場所は、これだけですから。
手前のベッドの足下にある白いのは、空気清浄機。
向こうのベッドの横にある小テーブルと椅子には、キャスターが付いていて、ころころと移動させることができます。パズルのようにして、空間を有効活用するわけです。
ベッドは、十分な幅があります。1人で泊まるには、文句なしです。
壁には薄型テレビがハメ込まれています。
質実剛健な空間の中に、リセッシュ、靴ブラシ、消毒済みスリッパなどなど、必要なものはカンペキに揃っています。
室内から入口側を見ると、こういう感じ。
右の壁の中がバス・トイレです。
質実剛健な空間の中に、見てください、ボトルが6本! シャンプーと、リンスと、ボディ・シャンプーと、洗顔料と、あとは何だっけ? とにかく、必要なものはカンペキに揃っています。
シャワーヘッドには、ストップボタンつき(久しぶりに見ました)。
部屋に戻って、左の戸棚には湯沸かしポット(右側のガラスの下に、お茶セットがある)、中央の扉を開けると、中には空の冷蔵庫(寝るときに、音が気になったのでスイッチを切りました)、右の白っぽいのは金庫でしょう。
必要なものはカンペキに揃っています。もちろん、インターネット設備も。
室内の設備案内図がありました。寸法は、実際とは少々異なるようですが。
さて、窓からの眺めは、こういう感じ。
大したことないような感じもしますが、地図上で見ると、この向き以外では視界が遮られるようです。
いやいや、よ〜く見ると、東京タワーが見えるではありませんか!(右端)
夕方、打ち合わせに出かけて、JR市ヶ谷駅前から、コンビニや飲食店もある道路を歩いて戻ります。
この道路の下を有楽町線が通っているはずですが、透視能力は無いので、見えません。
芸能人がクルマで到着して、ここからスタジオに入っていくシーンを見たことがあるような・・・
テレビ関係者ではない私は、ここから自室に戻ります。
さあ、諸君! 東京の夜明けは近い。
というわけで、朝食です。地下1階のレストランでバイキングです。
地下1階といっても、吹き抜けの中庭に面していて、窓側のカウンター席に座ると、こういう感じです。
上を仰ぐと、こういう感じです。
白い柱で支えられている部分が宿泊棟です。
外から見ると、こういう感じです。階段を下ったところの縦長のガラス窓の中が、レストランです。
朝食も、質実剛健でした。2日連続で朝カレーしてしまいました(それは私がカレー主義者だからであって、カレーを回避しても、朝食バイキングとして標準以上の食べ物があります)。
今日も1日、暑くなりそうです。東京駅周辺のビル群の背後に、モクモクと真夏のような雲。
しかし、なんと、私には、14時まで延長料金ナシで部屋にいられるサービスが付いていました。知らなかった!
フロント氏は、「北海道からお越しのお客様ですので」とか言っていたような気がしましたが、ホントにそういう理由?
いずれにしても、クーラーの効いた室内で、ゆっくり過ごすことができました。
ただし、些細な物音でも気になって眠れない人は、少々考えた方がいいかもしれません。こぎれいに見えても、キーワードは、質実剛健です。ちなみに、私は、ぐっすり眠れました。
部屋の場所を確認しておきましょう。
なお、追加情報です!
館内に、こういうポスターが貼られていました!
この暑さ、オススメどおりにグッと3杯いきたかったですが、2晩とも夕食つきの会議があり、利用できず。
1階エレベータ前で、久しぶりに見た、アイスの自販機。
パク森の市ヶ谷本店には、徒歩15分くらいでしょうか。